蓮根かとう接骨院です、こんにちは!
トミー・ジョン手術を受けた球児の悔い 「痛み我慢せず早く言えば…」(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
facebookでは記事をリンクして少しだけ記載させていただきました。
ので、もう少し詳しくはブログで。
記事中にもありますが、見過ごされてしまうこの野球肘。
やはり指導者の認識不足と
『俺たちの頃は・・・』という武勇伝的要素。
『それくらい我慢してやってたよ』⇒これ完全にアウトですね。
野球界に限らず、日本のスポーツ界にはまだまだ色濃く残る
パワハラ思考。
故の日大悪質タックル問題とか、女子レスリングパワハラ諸々。
まだ表面化してきただけ、いいのかもしれません。
少し横道に逸れましたが。
痛みを隠してしまう、試合にだしてもらえなくなる等の
言えない環境や思考そのものも、よくはないのですが、
私が思うに選手、特に小学生くらいだと自身の症状を
正確に的確に捉えきれず、表現できないが故に
見過ごされてしまうことも中にはあるのかなと。
指導者側が気にするのは、投球数くらいしか他覚的(多角的)に
判断する材料ってないですよね。
じゃあ投球数さえ守って投げていれば、野球肘にならないのか?
そんなこと絶対ないですよね。
最近では各市区町村ごとの少年野球連盟で野球肘検診を
実施しているところもあるようですが、まだまだ少ないのが現状です。
こんなに日本で野球が人気スポーツであるにも関わらず!です。
軟式野球連盟に至ってはまだまだこのような有様です⇓
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平成26年度の全国大会、各都道府県大会及び各都道府県末端支部大会より下記の通り投球制限を採用しています。
採用の目的は発育発達期における選手の投球における過度の負担を避けるためとなります。
投手の投球制限については、肘・肩の障害防止を考慮し、1日7イニングまでとする。
ただし、タイブレーク方式の直前のイニングを投げ切った投手に限り、1日最大9イニングまで投げることができる。
なお、学童部3年生以下にあっては、1日5イニングまでとする。
投球イニングに端数が生じたときの取り扱いについては、3分の1回(アウト1つ)未満の場合であっても、1イニング投球したものとして数える。
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1日7イニングまでなら何球なげてもいいんです💦
翌日も何球投げてもいいんです。
制限になっていないですよね。
だから
指導者側、運営側の変革が必要で、
指導運営に向けたセミナーや講習会が必要だと思うんです。
年間、何時間の講習を受けないとコーチ、監督としてのライセンスを
有することができない。
その講習会の中で、野球肘、野球肩の発生リスクなどをみっちり
受講していただく。
そして僕らも
治療機関としての勉強、新しい知識、技術の研鑽
が必要と考えるわけです。
蓮根かとう接骨院
カトウヒサシ