蓮根かとう接骨院ではエコー(超音波)画像を用いた
野球肘検診を行っています。
また再発予防のための施術や、肩や肘への負担を軽減する投球動作指導などを
平行して行っています。
意外と知られていない事実
- 野球肘になりやすい状況が医学的にも明らかになり、検診を通じて野球肘を予防し、子供たちが痛みを抱えることなく野球を楽しむ環境づくりをする。
- 【検診のメリット】
野球肘は早期発見早期治療が重要である。
野球肘の初期は自覚症状がないこともあり、痛みが出た時には重症になっていることがある。
→超音波検査等で早期に異常所見を発見することが可能である。
チームからの長期離脱を避けることができ、戦力を落とさずに済む。 - 【成長期の野球肘の特徴・分類・病態】
1)野球肘の原因
主要因…使いすぎ・身体の柔軟性の低下・不良な投球フォーム
成長期特有の要因…体力・筋力不足・身体の急速な成長。
解剖学的弱点の存在 (成長軟骨、靱帯付着部が軟骨成分、骨が未成熟)
2)野球肘の分類
肘の痛む場所によって内側、外側、後方の3つに分類される。
解剖学的弱点の存在により靱帯、筋肉よりも骨を痛めることが多い。
外側の障害は成長期の野球肘で最も重篤である。
→離断性骨軟骨炎。少年野球における頻度は2%とわずかである。
後方の障害も成長軟骨部を痛める。
3) 内側の野球肘(内上顆下端裂離骨折)
靱帯や筋肉による牽引ストレスが骨に加わり骨折する。
小学4年生~中学1年生に好発する。
しっかりと治さないと、すぐに再発するため手術が必要になる場合がある。
4)外側の野球肘(離断性骨軟骨炎)
内側の障害は牽引ストレスが加わるのに対し、外側は圧迫力が加わる。
初期例は小学5~6年生頃に発生することが多い。
離断性骨軟骨炎は初期、進行期、終末期の3期に分類される。
とくに早期発見、早期治療が重要である。
徳島県で行われている野球肘検診の集計データ
一般的には初期、進行期は保存療法(手術しない方法)→初期では90%治っているが進行期では50%しか治っていない。
病期が進行するほど保存療法での治癒率が低下するため、初期で発見することが重要である。
しかし、初期では痛みを訴える選手が半数であるため、早期発見が難しいことがわかる。
日常生活に支障がでることもある。
「肘実践講座 よくわかる野球肘 離断性骨軟骨炎」より
5) 後方の野球肘(肘頭骨端離開)
フォロースルーで肘が伸びるストレスが原因となる。 - 【プロ野球選手と野球肘
プロ野球選手も肘を痛めることがある。成長期の野球肘とは違い、靱帯の損傷や関節の変形によるものがほとんどである。
治療法は手術がほとんどであるが、手術をしても今までのパフォーマンスを発揮できずに引退してしまうことも多い。
→内側側副靱帯再建術、骨棘除去など多くは成長期に内側障害を経験しており、関節を痛めやすい状態になっている。最後に
野球肘は内側、外側、後方いずれも早期発見早期治療が重要である。
離断性骨軟骨炎は痛みが出たときには既に病期が進み手術が必要なことが多いため、痛みがないときに超音波を用いての検診が有用である。
【最後に】
野球肘は内側、外側、後方いずれも早期発見早期治療が重要である。
離断性骨軟骨炎は痛みが出たときには既に病期が進み手術が必要なことが多いため、痛みがないときに超音波を用いての検診が有用である。
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施術(痛みの原因把握)
当院独自の手法により、まずは今回の痛みの原因をしっかりと追求いたします。
施術(手技施術)
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施術計画、今後の対応等の説明
患者様一人ひとりの症状に合わせた、完治までの施術計画をご説明いたします。通院中は生活指導も行っており、皆様の健康を十分にサポートさせていただいております。
症状施術・根本原因の改善
当院ではご納得いただける施術効果を上げ、1日でも早く完治されることを目指しております。